ヘアトリートメントが必要な髪の状態とは?乾燥やダメージなど、ヘアトリートメントが必要な髪の状態について詳しく解説します。

ヘアトリートメントが必要な髪の状態とは?

乾燥やダメージなど、ヘアトリートメントが必要な髪の状態について詳しく解説します。

 

こんにちは、加古川市で美容院を開業しています、作尾由希子です。

 

この度、友人から

 

「美容院のトリートメントと、市販のトリートメントって何が違うの?」
「トリートメントが必要な髪の状態ってどんな時?」

 

という質問を受けました。

 

もしかしたら、同じようなことで疑問を持たれている方もいるんじゃないかな?

そう考えて、トリートメントのことをブログにまとめました。

 

また、髪の乾燥やダメージ、ごわつき、枝毛といったことでお悩みでしたらこのブログがお役に立てるかもしれません。

ぜひ、最後まで読んでみて下さい。

 

ヘアトリートメント効果を最大限に引き出す方法



 

ヘアトリートメントの正しい選び方から、使用方法、頻度、熱ダメージやライフスタイルの影響まで、効果を最大限に引き出す方法を紹介します。

 

美容院のトリートメントと市販のトリートメントの主な違いの一つは、成分の濃度と品質にあります。

 

成分の濃度: 美容院で使用されるトリートメントは、市販のものに比べて成分の濃度が高い傾向にあります。これは、美容院のトリートメントがプロフェッショナルな美容師によって適切に適用されることを前提としているからです。美容師はお客様の髪の状態を正確に評価し、適切な量と方法でトリートメントを施すためのトレーニングを受けています。

 

品質: 美容院で提供されるトリートメントは、一般的に高品質な成分を使用しています。これは、専門的なトリートメントがより深く髪に浸透し、髪の内部構造を改善する能力があるからです。一方、市販のトリートメントは主に髪の表面をコーティングし、髪の外観と感触を改善することを目指しています。

 

ただし、すべての市販製品が低品質であるわけではなく、すべての美容院のトリートメントが高品質であるわけでもありません。それぞれの製品は、それぞれの髪のタイプ、髪の状態、および目的に最適なものを選ぶべきです。

 

ヘアトリートメントが必要となる典型的な髪の状態

ヘアトリートメントが必要となる典型的な髪の状態には以下のようなものがあります

 

 

乾燥:髪がパサついていたり、手触りがざらついていたりする場合、それは乾燥が原因かもしれません。乾燥は、キューティクルが壊れやすくなったり、枝毛が発生しやすくなったりすることを意味します。トリートメントは、髪に必要な水分と栄養素を補給し、その健康と輝きを取り戻すのに役立ちます。

 

ダメージ:カラーリング、パーマ、熱を使用したスタイリング(ストレートアイロンやカーリングアイロンなど)などによるダメージがある場合、ヘアトリートメントが有効です。これらの処理は髪のタンパク結合を壊し、髪を弱くし、乾燥させ、傷んで見えるようになります。トリートメントは、髪を内部から修復し、弾力と輝きを取り戻すのに役立つことがあります。

 

脱毛または薄毛:髪が抜けている、または薄くなっている場合、特定の種類のトリートメント(ヘア成長を促進する製品など)が助けとなる場合があります。

 

毛先の分裂:毛先が二つに分裂したり、毛髪が細くなっている場合、これは髪が壊れやすい状態であることを示しています。ヘアトリートメントは、これらの問題を改善し、さらなるダメージを防ぐのに役立つことがあります。

 

これらの状況では、定期的なヘアトリートメントが有効であると考えられます。ただし、あなた自身の髪の状態に最適なトリートメントを選ぶことが重要です。不明な点があれば、プロの美容師に相談することをおすすめします。

 

美容院のトリートメントと市販のトリートメントの違いとは?

美容院でのトリートメントには何が違うのか、市販のトリートメントとの違いを徹底比較します。

 

美容院でのトリートメントは、一般的に以下のような特徴やメリットがあります。

 

個別化されたケア:美容師はお客様の髪のタイプ、状態、そしてニーズを評価し、最適なトリートメントを選びます。また、適切な適用方法と処理時間を知っているため、トリートメントの効果を最大限に引き出すことが可能です。

 

プロフェッショナルグレードの製品:美容院で使用されるトリートメントは、一般的には高濃度の有効成分を含み、より深いレベルで髪を修復し保護します。これらは、髪の内部構造を改善し、長期的な健康を促進することができます。

 

深い浸透:多くのサロントリートメントは、成分が髪の内部に浸透し、内部から修復することを目指しています。これに対して、市販のトリートメントは主に髪の表面をコーティングすることを目的としています。

 

スパライクな体験:美容院でのトリートメントは、リラクゼーションや自己ケアの時間となります。プロの手によるヘアマッサージや、心地よい香り、リラックスした雰囲気などは、精神的なリフレッシュにもつながります。

 

それでも、美容院でのトリートメントは一般的に市販のトリートメントよりもコストが高くなります。また、予定を立てて美容院に行く時間が必要です。髪の健康と美しさを維持するためには、美容院でのトリートメントと自宅での適切なヘアケアルーティーンを組み合わせることが最善のアプローチとなることが多いです。

 

ヘアトリートメントの効果を最大限に引き出すためには、以下のようなことが考慮されるべきです。

 

正しい製品の選択:あなたの髪のタイプ(乾燥、脂性、細い、太いなど)や状態(カラーリングやパーマ、熱スタイリングのダメージなど)に最適な製品を選びます。プロフェッショナルな美容師に相談することも有効です。

 

適切な使用方法:製品の指示に従って適切に使用します。一部のトリートメントは、洗い流す前に一定時間放置する必要があります。

 

頻度:トリートメントの頻度も重要です。頻繁に使用しすぎると、髪が重くなる場合があります。一方、使用頻度が低すぎると効果を感じられないかもしれません。製品の指示に従ったり、美容師に相談したりします。

 

:トリートメントの後に温かいタオルを巻くと、成分が髪の内部に深く浸透しやすくなります。また、トリートメント後は冷水で洗い流すと、髪のキューティクルを閉じて保湿を逃がさないようにするのが有効です。

 

健康的なライフスタイル:良好な食事、十分な水分、適度な運動、ストレス管理など、全体的な健康状態は髪の健康に大きく影響します。

 

他のヘアケアルーチン:定期的なトリミングや適切なシャンプー、コンディショナーの使用、適切なブラッシングといった基本的なヘアケアルーチンも重要です。

 

これらの点を注意深くフォローすることで、トリートメントの効果を最大限に引き出すことができます。

 

市販のトリートメントのランキングをまとめました

 

※2021年のデータを元に作成しています。

もし、詳しく知りたい方は美容の専門のページをお調べいただけますと幸いです。

 

1. Shiseido Tsubaki - 椿を主成分としたヘアケア製品が人気です。

2. Kao Essential - 豊富なバリエーションと手頃な価格で知られています。

3. Lux - プレミアム感のある香りと仕上がりが特徴です。

4. Ichikami - 和の素材を使用したヘアケア製品が特徴です。

5. Asience - アジアの女性のためのケアに焦点を当てた製品ラインがあります。

6. Pantene - 世界的に有名なブランドで、日本でも幅広い製品が展開されています。

7. Loretta - サロン発のヘアケア製品で、特にヘアトリートメントが人気です。

8. Milbon - サロン専売品だった製品が一部市販されており、品質の高さで知られています。

9. Lebel - サロン発のヘアケアブランドで、プロフェッショナル向けの高品質な製品を展開しています。

10. Oshima Tsubaki - 椿オイルを主成分とした製品で、天然志向のユーザーに愛されています。

 

 

美容師の私がおすすめするトリートメント

 

プテロは、細毛や抜け毛が気になり、ボリュームが欲しい方への頭皮ケア用のシャンプートリートメント。

https://www.milbon.com/ja/brand/plarmia/plarmia_001278.html

カラーやパーマをしていてダメージのある方はきしむ可能性があるので、Aujuaの方がいいかもです。

https://www.aujua.com/

 

最後までブログをご覧いただきありがとうございました。

 

この度のブログがお役に立てれば嬉しく思います。

 

(監修 美容師 作尾由希子)